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『水分摂取』とは『水』です

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低音障害型感音難聴、蝸牛型メニエール、メニエール、突発性難聴、耳管開放症、嗅覚障害の当院お客様へ申し上げている『水分摂取』の『水分』とは『水』が最適です。温度は飲みやすい好きな温度で、白湯でもお湯でも大丈夫です。お茶、麦茶などではありません。ただ、コーヒー、お茶を飲んではいけないと医師から言われている患者さんはいません。ストレス解消、気分転換の手段として飲み物は簡単です。バランス良く自己管理しましょう。

 

ここでは、『水は飲みやすいか飲みにくいか』の問題ではなく、

『自身にとって水は必要か否か』という問題で考えてみたいと思います。

下記、『水』でなければならない理由となります。

 

理由一、 耳鼻科医師が『水分摂取』は『水』と言っています。

これが全てなのですが、もう少し考えて納得してみましょう‼

 

理由二、 コーヒー、紅茶、お茶にはカフェインが含まれている為、水分摂取としてカウントできない(適さない)です。カフェインには利尿作用があるのでむくみ解消効果を期待したいところですが刺激物でもあるため、特に内耳の炎症を治しているステロイド治療を受けているときは控えましょう。飲酒も同じです。

 

理由三、 耳鼻咽喉科で処方されるアデホスコーワ顆粒は脳血流改善薬、メチコバールは末梢神経血流改善薬となっています。服薬しても身体に水分が足りていないと循環(血流改善)しません。血液成分も半分は水です。

 

理由四、 水と水以外の飲み物ではカフェインを除外したとしても成分が違います。例えば、コーヒー、紅茶、緑茶などにはシュウ酸が含まれているため、摂り過ぎは腎結石、尿路結石といった他の病気の原因となります。因みに、結石の予防も1日2ℓの水分摂取です。

 

理由五、 厚生労働省が推奨している水分摂取の目安量は、健康な(耳の疾患がない)人で1日1.2ℓ(味噌汁など食事水分は含まない)です。年齢や体重で多少の差はあります。厚生労働省、水分摂取量などのキーワードで検索してみてください。

 

以上、『水分摂取』は『水』の理由です。担当医師にも『水分摂取は水ですか?』『1日何ℓが目安ですか?』など質問をしてみてください。聴力改善のために必要量な水を飲むことは、脳梗塞、心筋梗塞、認知症、結石、熱中症などの予防にも繋がります。日常で『水』を飲む習慣がなかった場合は、厚生労働省が目安量としている1日1.2ℓの『水』を摂取することをお勧め致します。

 

 

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