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6ヶ月間変わらなかった難聴が大幅改善した症例

低音障害型感音難聴 鍼の症例

6ヶ月間変わらなっかった難聴が大幅改善した症例です。医師から『(聴力が)固まっちゃってますね』と言われていました。

【↑↑↑ 2023/05/24 鍼施術前(Acureご来院前)】

【↑↑↑ 2023/10/11  Acure鍼施術6回後】

結論を先に申し上げます。↑↑↑ 2023/10/11 聴力検査結果大幅改善です。

以下、経緯となります。

【↑↑↑ 2023/06/28 鍼施術2回後】

↑↑↑ 6/28、医師から『きこえが良くなっている自覚はありますか?』と聞かれたそうです。

6/28検査時はじめて右耳で検査の音がきこえた。いままでずっと右耳(難聴)の検査にもかかわらず左耳(良い耳)から検査音がきこえていたとのこと。

聴力検査中に手でノックして、『右耳(難聴)検査のときに左耳(良い耳)から検査音がきこえるがこれでボタンを押して良いのか?』と何度も訴えていた。はじめて右耳の検査で、左のときと同じように検査音がきこえてきた。この件につきましては後程「Acureより」にてお書きします。

大幅に改善しているのは250Hz~2000Hzが全て”15dB以上改善。会話で重要な1000Hzは25dBの大幅改善です。左耳はもともと聴力正常ですが5~10dB良くなっていることに加えて、2000Hz~8000Hzは左右差がなくなりました。下記、聴力検査結果写真の右耳(〇印)を表にしました。赤色は難聴です。

5/24は鍼施術前Acureご来院前

6/28は鍼施術2回後

125Hz 250Hz 500Hz 1000Hz 2000Hz 4000Hz 8000Hz
5/24(鍼施術前) 60 65 55 50 30 15 20
6/28(鍼施術2回後) 50 45 40 25 15 10 15
改善幅(dB) +10 +20 +15 +25 +15 +5 +5

 

【主訴(患者さんの一番辛い症状)】

①右耳鳴り(昔から耳鳴りはあり日々違う。良いときはスー、サー。悪いときはポーと大きい)

②難聴による右耳閉感(もともと気圧には敏感、エレベーター、トンネルに弱い)

【診断名(医師が付けた病名)】

診断名はとくに言われていない

【現病歴(主訴の経緯)】

  • 2022年11月中旬、急に『音が狂っている感じ』を発症。近医耳鼻科受診、服薬で『音が狂っている感じ』は軽減。耳鳴り、耳閉感は変わらず。
  • 2023年4月5日、高血圧と高脂血症で通院中の内科医師に紹介してもらい、2件目の耳鼻科を受診。ステロイド剤処方されるも改善しなかった。紹介してもらった医師から『(聴力が)固まっちゃってますね』と言われていた。
  • 2023年6月6日、鍼&マッサージ治療院Acure 初回。聴力検査で左右差がある。検査結果はもらっていない。辛い症状は①右耳鳴り②難聴による右耳閉感。
  • 2023年6月17日、鍼&マッサージ治療院Acure 2回目。右耳鳴り(悪いときはポーと大きい)は軽減。スー、サーという耳鳴りはある。耳鳴りに慣れてきたのかもとのこと。
  • 2023年7月3日、鍼&マッサージ治療院Acure 3回目。6/28聴力検査結果大幅改善。②難聴による右耳閉感軽減。「聴力が良くなっていますよ」と5/24と6/28の検査結果を渡された。
  • 2023年7月20日、鍼&マッサージ治療院Acure 4回目。
  • 2023年8月14日、鍼&マッサージ治療院Acure 5回目。その後、8/2の聴力検査結果も1000Hz、25dBを維持できており、低音の難聴は残っているものの普段きこえずらさは感じていないことから「もともと(ある程度の)難聴はあったんだろうね」と医師から言われた。

【↑↑↑ 2023/08/02 鍼施術4回後】1000Hz、25dBを維持できております。前回検査と5dBの差は誤差の範囲です。そして、その後 ↓↓↓

【 ↓↓↓2023/10/11 鍼施術6回後】冒頭でも掲載しました検査結果で低音部も大幅改善です。

 

60代 東京都世田谷区 ピアノ講師

1.当院へ通われてどのくらい経ちますか。

2ヶ月~1年

2.当院へいらしている、 一番つらい症状は何ですか。

耳鼻咽喉科疾患:耳
具体的な診断名や症状:右低音難聴

3.一番つらい症状に対して当院の施術効果はいかがでしょうか。

効果を感じている

4.当院についてご自由にお書きください。「施術を受けられての感想、 他院との違い、ご希望、 院内の雰囲気」 などなんでも結構です。 お気づきの点をお寄せください。

Acureに伺う半年前から右耳の低音難聴に悩まされていましたが、こちらに伺って2回目の 施術を受けた後に行なった聴力検査で半年間改善されなかった聴力が飛躍的によくなり ました。 (1000Hzのところは25dBよくなりました!!)鉞以外に思い当たることはありません。


アンケートにお答え頂きどうも有難うございます。

Acureより

ご職業はピアノ講師です。音楽を専門とされている方の難聴は多いです。ステロイド剤が難聴に対する最強の処方となります。ステロイド剤、アデホスコーワ、メチコバール、イソバイド、漢方等で、服用後改善がみられない方が当院へお越しくださっています。低音障害型感音難聴の治療期間は3ヶ月と言われていますが、3ヶ月経過した後でも回復されている方もいらっしゃいます。ただ、時間が経過するほど聴力の改善は難しくなります。鍼やマッサージは補完代替医療、統合医療の役割を担っています。回復の為に一助となれるようお努めします。

また、聴力検査時に、『はじめて右耳で検査の音がきこえた。いままでずっと右耳(難聴)の検査にもかかわらず左耳(良い耳)から検査音がきこえていた。』について

「標準純音聴力検査(耳鼻科で行われる通常の聴力検査)」は気導受話器(ヘッドフォン)を耳に当て鼓膜と耳小骨を介して聴力を測る「気導検査」と耳後部の骨へ骨導受話器を当てて鼓膜と耳小骨を介さず聴力を測る「骨導検査」があります。両方の検査により障害が起きている部位や難聴の種類が把握できます。

また、「気導検査」では両耳間に40dB以上の差があると「陰影聴取」と言って、難聴耳の検査を受けているのに良聴耳(良い方の耳)に検査音がきこえることが起きます。また聴力に左右差がなくても、「交叉聴取」と言って50dBより大きな音は頭蓋骨を振動させて反対側の耳にきこえてしまうことがある為、難聴耳の検査を行うときは良聴耳(良い方の耳)へノイズを流すことで「陰影聴取」「交叉聴取」を遮蔽(マスキング)するそうですが、このノイズ音量を設定することが簡単ではないようです。

毎回、検査ではマスキングされていたとのことですが、5/24付け聴力検査結果の125Hz~1000Hz測定値は全て50dBより大きな音にしないときこえない為、良い側の耳が「交叉聴取」してしまっていたのではないでしょうか。また、両耳間の差も40㏈以上ありましたので「陰影聴取」が起こります。鍼を2回受けて頂いた後の、6/28付け聴力検査結果の125Hz~1000Hz測定値は全て50dBより小さなな音できこえるようになり左右差も小さくなった為はじめて右耳で検査の音がきこえた。のでしょう!そして、通常では聞き取れない離れた距離で会話されている声が耳元で聞こえたりしていたことも難聴に伴う症状です。

紅茶好きだがデカフェにしたというご努力!も実を結びましたね。「繰り返すこと」がメニエール病です。20年程前、男性の声がききとりにくかったことがあった、以前にも低音の難聴あったかもとおっしゃってましたので、引き続きお大事になさってくださいませ。

 


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