肩こり・腰痛・その他の適応症

肩こりに対しての施術

鍼が主な施術内容です。首、肩、肩甲骨周りに鍼を行います。慢性的な肩こりも、定期的に継続していただけると改善されていきます。頭痛も肩こりと関係が深いので軽減されます。日常生活の過ごし方により個人差があるのですが、肩こりを軽減させる理想のペースは1回/1~2週間を3~5回程度続けていただき、その後はご自身のペースで1回/1~4週間で継続されている方が多いです。

腰痛に対しての施術

腰と脚に鍼を行います。鍼の後、脚のクリームマッサージを行います。肩こり、腰痛、脚のむくみ、身体の疲れなど全身施術のお勧めは60分間~。

腰痛には幾つもの原因となる疾患が考えられます。
鍼施術は腰痛に対して有効ですが、癌、骨折、外傷、婦人科疾患、化膿性脊椎炎など適応外の疾患もあります。不適応疾患として最初に除外しなければならないのが癌です。腰痛発症から痛みが悪化(進行性)していて安静時にも痛む場合は癌の可能性があります。
腰に痛みを感じたときには、下記の点①~⑥を記録しておくことが整形外科受診や鍼施術を受ける際に重要です。これらの点はドクターがカルテに記載する項目で病名を鑑別診断するための内容となります。

腰痛を感じたときに記録しておきたい6項目

①いつから
例えば)
2日前から、1、2ヶ月前から、昨年冬からなど
また、急に発症したのか、徐々に発症したのか、
発症したときから痛みは悪化しているのか、改善傾向なのか、変わらないのかなど

②どのあたりが痛むのか
例えば)
背中に近いあたりか、ウエストの高さか、臀部まで痛むのか、股関節も痛いのか、おなかに痛みはないのか、脚まで痛いのか、片側の痛みなのか、点で痛いのか、全体的に痛いのかなど

③どのような痛みか
例えば)
ズキン、ズキズキ、ビクン、刺すような、腫れぼったい、重い、ビリビリ、しびれるなど

④何をしたとき、どのような動作、姿勢で痛むか
例えば)
朝起きたとき洗顔動作や靴下を履くとき痛むが動いているうちに痛みは治まってくる、 歩行中、運動中痛い、運動した後痛む、夜寝ているとき痛む、安静にしていても痛む、 座りっぱなし、立ちっぱなしで痛む、座った姿勢から立ち上がるときに腰が伸びない、 前かがみになると痛い、腰を反らせると痛い、 歩行中に脚に痛みが出て歩けなくなるが暫く立ち止まるとまた歩けるようになる、 歩行中に脚に痛みが出て歩けなくなるが暫く前かがみや座って休むとまた歩けるようになるなど

⑤腰痛以外の症状はないか
例えば)
脚にしびれがある、足の感覚が鈍い、脚に力が入らない、歩くと尿が出そうになるなど

⑥思い当たる原因は
例えば)
重いものを持った、運動をした、運動不足、同じ姿勢を続けた、尻もち、転倒、外傷、思い当たる原因なし、生活習慣、喫煙の有無、現在治療中の病気など

鍼施術が適応となる腰痛

  • 筋、筋膜性腰痛:ぎっくり腰(急性腰痛)として発症することもあります。
  • 腰椎椎間板ヘルニア:ぎっくり腰(急性腰痛)として発症することもあります。脚や臀部にしびれを伴います。
  • 変形性脊椎症
  • 脊柱管狭窄症
  • 腰椎滑り症
  • 梨状筋症候群
  • 骨折後の腰痛

その他の適応症

一般的な鍼の適応症についてはこちら

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