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低音障害型感音難聴に対する鍼の症例(低音型突発性難聴)

低音障害型感音難聴 鍼の症例

1. 当院に通われてどのくらい経ちますか?

2ヶ月~1年

 

2. 当院へいらしている、一番つらい症状は何ですか?

耳、低音型突発性難聴(低音障害型感音難聴)

 

3. 一番つらい症状に対して当院の施術効果はいかがでしょうか?

効果を感じている

 

4. 当院についてご自由にお書きください。「施術を受けられての感想、他院との違い、ご希望、院内の雰囲気」などなんでも結構です。お気づきの点をお寄せください。

最初に来たときは病気に対する不安しかなかったが、しっかりと説明してくださるので不安が解消され前向きな気持ちになれた。

辛いところを伝えると、それに合った施術をして頂けるのでとても良い。

安心して通える、清潔感があって良い。

 

 

【診断名】

左低音型突発性難聴(低音障害型感音難聴)

発症から1週間後に耳鼻科を受診。処方は、メチコバール、アデホスコーワ、イソバイド。

 

【結果】

当院7回目(最終回)

発症から3ヶ月後の聴力検査で結果は正常となりました。

以下、経過

  • 当院初回、発症から3週間後でした。

【主訴(一番つらい症状)】

①左耳詰まり、ふさがった感じ

②左耳鳴り(ボー、ザー)

③顔の左眉、左こめかみ~左くびにかけて、痛みと違和感、肩の凝り

④軽度難聴:125Hz 40dB , 250Hz 40dB , 500Hz 25dB

 

  • 当院2回目、当院初回の4日後

①左耳詰まり、ふさがった感じは0ではないが軽減

②左耳鳴り(ボー、ザー) は小さくなった

③左顔からくびの痛み、違和感、肩の凝り軽減

 

  • 当院3回目、前回の1週間後。前日に耳鼻科にて聴力検査実施

④軽度難聴は、125Hz 30dB の難聴のみ

250Hz , 500Hz共に 20dB の正常値へ回復。

メチコバールはなくなり、アデホスコーワとイソバイドの処方となりました。

 

  • 当院4回目、前回の1週間後。

この1週間の間に、ハーフマラソン参加、翌日は台風でした。

左耳下の痛み、くびの凝りがつらい。

 

  • 当院5回目、前回の2週間後。

①左耳詰まり、ふさがった感じは0となり改善

②左耳鳴り(ボー、ザー) 消失となり改善

③左顔からくびの痛み、違和感、肩の凝りがときどきある

 

  • 当院6回目、前回の3週間後。

③左顔からくびの痛み、違和感、肩の凝りがときどきある

上記に対して、および低音障害型感音難聴再発予防のために鍼

 

  • 当院7回目(最終回)前回の2ヶ月後。

発症から3ヶ月後の聴力検査で結果は正常となりました。

③顔の左眉、左こめかみ~左くびにかけて、痛みと違和感はときどきあるとのことでした。

 

アンケートにお答え頂きどうも有難うございます。

顔面に痛みがある場合は、三叉神経痛という病気もあるのでドクターの診察が必要です。

また、耳が痛い場合は中耳炎など耳の病気もあるのでドクターの診察が必要です

ドクターの診察で、全ての疾患が除外されたときは低音障害型感音難聴による自律神経の乱れやストレスで筋緊張が起こり痛み違和感が生じていると考えます。その場合は、鍼&マッサージの適応となります。

 

聴力が正常値となりましたこと、他に婦人科の治療もされなければならないので当院は一旦終了です。

ただ、なによりもご自身で楽しみながら全国のマラソンへ参加されたり、バンド活動をされていたりとても前向きな方でした。明るくしなやかなご性格は、今回の低音障害型感音難聴の治療にも婦人科の治療にも功を奏していると感じました。ナチュラルキラー細胞が活性化されます。人が本来持っている「治る力」です。

そして、今月のハーフマラソン行ってらっしゃいませ!